相見積もりのメリット

相見積もりのメリット

ある日、当然訪問してきた業者に、ーーーーーーーと話し、おおよその塗装費用を伝えてきました。「これって普通なの？」、「これが相場？」、「この業者に頼んでいいの？」と、Aさんは不安を感じました。こんな時、相見積もりは一つの解決手段になります。リフォームはその後何年にも渡って生活を左右する大きなリフォーム。千葉県の業者紹介サービス「ちいき新聞の内装･リフォーム」が、後悔しない業者選びのために、相見積もりのメリットを紹介します。

相見積もりの5つのメリット

複数の業者に見積もりを依頼する相見積もり。相見積もりの５つのメリットを紹介します。

(1) 見積額や工事内容の比較ができる

1社だけの見積もりでは高いのか安いのか分かりません。また、工事内容や耐久年数も信頼できるのかも1社の話を聞くだけでは判断しにくいでしょう。複数社から見積もりを取ることで、金額や内容を比較できるのは一番大きなメリットでしょう。ポイントは見積額と工事内容のバランスです。「安ければ良い」というものではありません。 塗料の種類・比較、 同じ塗料なのに値段が違う理由、 見積書の注意点、 塗装業者の種類と特徴もぜひ参考に！

(2) あなたのお家の塗装工事「相場」が見えてくる

お家の大きさなどから、「一般的な相場」を算出することができるかもしれません。しかし、「一般的な相場」があなたのお家に当てはまるかは分かりません。同じ大きさの家でも、玄関ドアや窓などの開口部を除いた実際の塗装面積はお家によって異なります。仮に同じ塗装面積だとしても、建物の形状やコンディションなどによって施工内容や金額は異なってきます。実際にお家を見てみないと、あなたのお家の正確なお見積もりはできないのです。また、外装リフォームには「定価」が存在せず、手間賃・人件費・利益などの「工賃」などは業者によってさまざまです。数社に見積もりに来てもらうことで、平均的な見積額、つまり「あなたのお家の相場」が明らかになってくるのです。

(3) 外壁塗装に関する知識が付けられる

リフォームに関するトラブルやクレームが後を絶たない理由の一番の原因は、残念ながら人を騙そうとする悪徳な業者が存在するからですが、背景として、依頼者側の知識不足があります。複数の業者の話を聞くことで、外壁塗装に関する知識が得られるのも相見積もりの大きなメリットです。3人の業者さんとお話できれば大体の知識が付いてくる方が多いでしょう。

(4) 本当に必要な工事内容かどうかを見極められる

1社目の業者が必要だといった工事も、2社目、3社目の業者は必要ないというケースがあります。このように1社だけに聞いただけでは判断が難しいことも、複数社に聞くことで見極められることがあります。

(5) 悪徳業者かどうかを見抜くことができる

外装リフォームにおける悪徳業者には次のような特徴があります。

上記のような傾向があることが、すなわち悪徳業者というわけではありません。たとえば、追加工事については、本当に必要なケースも多くあります。その場合でも、優良業者ならば「解体した後に必要なことが分かる工事があるかもしれない。かかる費用は○万円程度。その確率は…」というような話を事前にするでしょう。結局のところ、悪徳業者かどうかは、業者の雰囲気から総合的に判断する他ありません。判断する上で助けになるのが相見積もり。比較をすることで信頼できる業者かどうかを見抜くことができます。

何社に見積もりをお願いするべきか

「何社に見積もりを頼んだら良いか」。この答えはありません。「信頼できる業者を見つけられるまで」です。絶対に信頼できる業者が既にあれば見積もりを他にお願いする必要はないでしょう（ただし、私たちは「知り合いの業者にお願いするから不安がない」というような方にも、勉強のために相見積もりすることをお勧めしています）。もし信頼できる業者が見つかっていない場合は、とにかく急いで決めないこと。適切な判断をするためには、通常、2社の比較では足りず、面倒に感じるかもしれませんが、3～4社から見積もりしてもらうのが適当でしょう。面倒だからといって、複数の業者に現地調査や打ち合わせを同じ時間にお願いするのはマナー違反。必ず1社ずつ行ってください。そして、現地調査にはできる限り立ち会い、伝えたいことは伝え、質問があればその場でしてみましょう。

最後に：相見積もりで後悔しない内装リフォームを！

相見積もりのメリットは分かっていただけたでしょうか？相見積もりは、悪徳業者を排除する不正防止策であり、「後悔しない業者選び」のために欠かせません。相見積もりで、値段やサービスを比較し、自宅の適切な塗装相場を知り、適切な業者を選ぶための知識を身に付けましょう。見積もりに来てくれた各業者に対しては「相見積もりをお願いしている業者がある」ことを爽やかに伝えましょう。業者間で適切な競争が生まれます。最終的には値段だけで判断するのではなく、「信頼できる業者」を選ぶことが最も重要です。