その他のリフォーム
リフォームの種類は多岐にわたます。ここでは、省エネ・耐震リフォームやその他のリフォームについて、その種類や目的、工事費用の相場、リフォーム工事のポイントを、千葉の優良業者紹介サービス「ちいき新聞の内装・リフォーム」がご案内します。
リフォームのタイミング
ここで紹介するリフォームが検討されるのは、以下のような場合です。
電気代を節約してエコな家にしたい場合
耐震性・耐久性に不安がある場合
新しい生活様式を取り入れた住まいにしたい場合
玄関の下駄箱に靴が入り切らなくなった場合
その他、様々なリフォームを考えている時
省エネリフォーム
省エネルギー(以下省エネ)リフォームとは、室内において暑さや寒さなどの快適性を向上させる、または暖冷房や給湯などの設備機器で消費するエネルギーを少なくすることを目的としたリフォームのことです。省エネ設備機器には、エネルギーを生み出すもの、効率よく使うものなど、いくつかの種類があり、大掛かりのものから手軽に導入ができるものまであります。
給湯器
省エネの給湯器に変えると、環境にやさしく、ガス代や電気代の節約になります。また人数が多ければ多い方がお得になります。また、追い焚き機能をつけると相場より+10万円となることが多いでしょう。以下、代表的なものを紹介します。
エコジョーズ
費用相場10〜20万円
少ないガス量で、効率的にお湯を沸かすことができ、省エネとランニングコストの削減を実現するガス給湯器。CO2の排出が一般的な給湯器より大幅に削減され、環境にもお財布にも優しい設備です。デメリットは導入費用が一般的な給湯器より高くなることです。
エコキュート
費用相場50〜80万円
ヒートポンプを活用し、主に深夜電力(電力需要の少ない深夜は電気料金が割り引かれることが多い)を使ってお湯を沸かす電気給湯器。CO2の排出が一般的な給湯器より大幅に削減され、環境にも優しいです。また、地震などで断水時に、貯蔵タンクの水を生活用水として利用することができるのが特徴です。デメリットは設置スペースの確保と、導入費用が一般的な給湯器より高くなることです。
太陽光発電システム
費用相場(5.00kWで)120〜200万円
家の屋根に設置されたソーラーパネルで電力を作り、電気代を節約するだけでなく、その電力を売却することができるシステムのことです。10kW未満の太陽光発電システム「住宅用」と呼ばれ、発電した電力は「余剰買取」方式で買い取られます。余剰買取とは、自宅の太陽光発電システムで作った電力から、自宅で使用した電力を差し引き、残った電力分を売ることができる買取方式のことです。住宅用太陽光発電システムの売電価格は年々変わりますので、チェックするようにしましょう。
家庭用燃料電池
費用相場70〜120万円
水素と酸素を反応させて発電し、その時にでる排熱をお湯として活用できる機器です。パナソニックからでている「エコファーム」が代表的です。お家の小さな発電所と呼ばれるように、発電から給湯までできるのが特徴です。また、一番の魅力は「停電時発電継続機能」が備わっているものがあり、停電時には電気を最大8日間使用でき、コンセントを指して充電もでき、断水時には貯湯タンクからお湯を出すことができるなど、突然の非常事態にも対応できることです。デメリットは、設置スペースが必要であったり、導入コストが高く、発電した電力の売電ができないことです。
節水トイレ
費用相場15〜30万円
節水トイレとは、一回で使用する水量を大幅に減らしたトイレのことです。2000年より前は、10〜13ℓの水を使用するトイレが多く、現在では6〜8ℓと約半分の量を減らしたトイレが多くなっています。節水することで、省エネで環境に優しく、水道代を抑えることもできます。デメリットは、水量が少ないため詰まりやすいことで、トイレットペーパーを一度に大量に使用しないよう気をつけましょう。工事自体は1日で終わることが多いでしょう。
耐震補強リフォーム
築年数が経ち、古くなった建物の場合、耐震補強を行わなければ倒壊する可能性もあります。また、いつくるかわからない大きな地震にも備えて補強することは大切です。増改築をして、耐久性に差がある箇所がある場合もリフォームを検討すると良いでしょう。耐震補強リフォームは揺れにくい家にするのではなく、倒壊しないレベルにまで補強することです。
耐震補強
費用相場110〜150万円
築年数により費用相場が異なり、築年数が浅いほど費用は安くなる傾向にあります。また築年数がだいぶ経過している場合、建て直しの必要もでてきます。一般的な住宅に多いのは、木造軸組工法と呼ばれる、柱や梁などで建物を支える仕組みをもった工法です。この場合、柱と柱の間に入れる材料「筋交い」が、主に耐震性を確保するポイントとなり、筋交いが入った壁「耐力壁」が全体にバランスよく配置されることで耐震性が高まります。工事期間は2週間ぐらいになります。
家がいつ建てられたのか確認を
建築年も耐震する目安となります。建築基準法の耐震基準は1981年6月1日に大幅に改正されました。それ以前に建てられた建物は、耐震性に問題がある建物である恐れがありますので、まずは各自治体の担当部署や信頼できるリフォーム会社に確認し、耐震診断を受けてみると良いでしょう。
新しい生活様式に関連したリフォーム
厚生労働省では新型コロナウイルス共存時代の「新しい生活様式」を推進しております。その「新しい生活様式」に対応するリフォームもいくつか挙げられます。例えば、手を洗う際に、手を近づけると水が出るセンサー付きの水栓や、テレワーク・在宅勤務を快適に行うためのスペース設置・間取り変更などです。この場合、新しい生活様式リフォーム支援事業といった補助金や助成金が国や各自治体から出るケースもあります。
玄関の収納リフォーム
費用相場4〜20万円
その他のリフォームとして、玄関での下駄箱リフォームがあります。家族構成やライフスタイルによって、大きさを考慮すると良いでしょう。また設置方法は大きく分けて、カウンタータイプ、壁面収納タイプ、フロートタイプ、吊るし棚タイプの4種類があります。
カウンタータイプ
カウンタータイプ
腰の高さぐらいの下駄箱を指します。もっとも普及しており、費用も安く抑えることができます。カウンターの上に花瓶などインテリアとしても良いでしょう。
壁面収納タイプ
壁面収納タイプ
高さが天井の高さまであるタイプのことです。天井まであるので、収納力は格段に上がります。家族の多い方や今の下駄箱に入り切らない場合、検討しても良いでしょう。
フロートタイプ
フロートタイプ
下駄箱に脚がなく、床から浮いているタイプのことです。スペースにより、玄関の圧迫感を抑え、浮いたスペースに観葉植物や間接照明を設置したり、オシャレにすること人が増え、近年人気のタイプです。
吊し棚タイプ
吊し棚タイプ
名前の通り、玄関の上部に吊るしているようなタイプです。よくあるのは、カウンタータイプの下駄箱と同時に設置したり、既存の下駄箱だけではな容量が足りない場合、追加工事のパターンです。物が上から落ちないよう、扉をつけると良いでしょう。
ウォークスルータイプ
ウォークスルータイプ
玄関にスペースがある場合、玄関から廊下まで通り抜けることができる、ウォークスルータイプの下駄箱も良いでしょう。収納力は格段に上がります。工事をする際は、あらかじめ、スペースの確保や確認をしておきましょう。また工事規模が他の下駄箱に比べ、費用相場は40〜50万円です。
様々なリフォームに対応できる優良工事業者をご紹介
これからの時代ますます求められていくであろう省エネリフォーム、いつ来るか分からない大地震に備えた耐震リフォーム、その他、多岐にわたる様々なリフォーム。どのリフォーム工事もご家族の生活と密接に関わり、未来の豊かな生活を支えていくものです。ご家族や信頼できるリフォーム業者とよく相談して満足のいくリフォーム工事を実現したいものです。
「ちいき新聞の内装・リフォーム」では、千葉の省エネリフォーム、耐震補強リフォーム、新しい生活様式に関連するリフォーム、その他、様々なリフォーム工事に対応できる優良工事業者を紹介しています。
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